かしわで
あちらより引用。
12年スプリンターズS
1着ロードカナロア 8-8-9 2人気
2着カレンチャン 6-5-5 1人気
スタートして、それなりの伏兵馬4頭が先手争いをした。絶対に逃げたい馬というより、逃げられるなら逃げてもいい馬たちが主導権争いをした。
それが前半32.7秒の速い流れを作ったように思える。
中山の芝1200はスタートして下っていくから、主導権争いをしてしまうとスピードに乗りすぎて止まらなくなる場合がある。隊列が決まったときにはもはや乗りに乗ったスピードをゆるめることが出来ずにペースは上がったまま。それをカレンチャンは5番手で追走した。
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もうちょっと詳しく書くと、
1番マジンプロスパー 福永
6番エーシンヴァーゴウ 内田博
11番パドトロワ 安藤勝
12番キャプテンオブヴィアス チャベス
13番ダッシャーゴーゴー 横山典
この5頭が先手争いをした。
12番のシンガポールが引いた。
6番の内田博も引いた
3角入るちょっと前でダッシャーゴーゴーが引いた。
3角〜4角でマジンとパドはほぼ並走した。
逃げ馬ではない馬たちが先手争いをした。しかも騎手は若手系ではなく名手系が。
ここが珍しいところ。
名手系は逃げ馬でない馬をここぞで逃がすときは、確信を持って逃がす。
ほぼやりあわない。そこまで計算する。もしくは顔をきかせる。
けれど去年はそれがなかった。
やりあって負けると恥ずかしいのは名手系のはず。
で、このラップ。
12.0 - 10.1 - 10.6 - 11.2 - 11.3 - 11.5
10.1がだいたい福永・安藤勝・横山典で争ったあたりか。
そのやりとりに参加して、今年も参戦する馬は
パドトロワとマジンプロスパー。
騎手も同じなのは福永マジンプロスパー。
マジンはおそらく去年は1番だったから行くしかなかったか。
しかし今年は15番。
徐々に先行していける枠に入った。
ロードカナロアに勝つならば、後ろからではなく前から出し抜く。
先行系の馬陣営はみんな考えるはず。
ハクサンムーンが捨てがたいのはそれを実際セントウルでやってのけたから。
でも15番に入ったことで、そのチャンスがマジンにも生まれたように思える。
福永はG2G3では人気馬で横綱になれても、G1ではなかなかなれてない。
しかし逆にG1でも人気がそこそこで、その馬を2,3着させることには長けている。
てなことを、今週ある方にぶつけてみた。
どうでしょう?プロスパーは?
すると、その方は別のアプローチで「デキよし」と語ってくれた。
心配は馬体重で、+10以内なら実践でも動けるだそうだ。
馬は違えど、やりあって惨敗した騎手で今年も騎乗するのは
横山典サクラゴスペル
内田博グランプリボス
この二人の巻き返しも怖い。
サクラはあちらでも書いた。あれ以上はない。あるとしたら13番というラッキーナンバーを引いたことか。
とにかく高松宮4着、安田記念5着は成長のあかしに見える。
グランプリボスは競馬王のマツヤマがあちらでも、競馬王ブログでも触れているし、自分もあちらで触れた。
ただ1枠1番はうれしくないのではないか。
ちょっとでも立ち遅れたら、腹をくくるしかない枠。
実際、安田記念で立ち遅れた。自分のテリトリーでロードに負けた。
もし遅れたら内田博はどうするんだろう。
最近の傾向なら、腹をくくりにくくって、もしくは確信犯的に後方へ下げて、マクル。
芝1200のスプリンターズSで、内田博のマクリ、略して、ウチマクが通用するとは思えない。だけど、見てみたいとも思う。
ずぶん的明日のザワザワどころはグランプリボスの1枠、グランプリボスのスタート、内田博の12マクリ。そこだ。
何か眠くなってきた。
睡眠に入ります。