かしわで
今日の日刊スポーツに
マツクニ流の負荷をかける調教の理屈が
マツクニ調教師自らが語る感じで取り上げられていました。
(多分他のスポーツ紙でも取り上げられていたとは思いますが)
皐月賞→NHKマイル→ダービーという
マツクニローテで
ブラックシェルはどんな結果を出すのか。
もしくはモンテクリスエスがいかに調子をあげているのか。
若干「雰囲気ではモンテクリスエス」の捨て難さを感じましたが
それはそれとして、
自分はブラックシェルがひじょうに気になってます。
理由1
社台生産馬だから。まぁふつうに。
理由2
どんな約束事があったのか定かではありませんが
NHKマイルを後藤で2着して武豊に戻すことは
それなりに覚悟のいることだと思うから。
そして、その裏にはやはり後藤では足りない、
武豊でないと、そんな強い意志も感じられるから。
(まぁオーナーに対してだけ見せてる可能性もありますけど)
理由3
先週のオークスでオディール(父クロフネ)に騎乗した安藤勝は
距離は持つと言っていたから。
(まぁ牝馬だからという可能性もありますけど)
理由4
マイネルチャールズの松岡がダービーを意識した騎乗を皐月賞でしたと
語ってますが、
それは武豊の皐月賞の騎乗にも言える? と思えるから。
位置取り 10 11 11 8 6着(0.5秒差)は
アドマイヤベガの皐月賞の
13 12 11 8 6着(0.6秒差)とよく似ていると思うし。
理由5←
ここが一番
マツクニ調教師の調教での負荷にばかり目がいきがちですが
マツクニ調教師の真骨頂は
レースで仕上げたい、
むしろレースを使いたい、
レース以上の負荷はない、
だから。
ちょっと前の競馬王にマツクニ調教師のインタビューがありましたが
そこで語っていたことで
自分が一番記憶に残ったことは
「本当はレースで仕上げたいが最近はそうもなかなか言えない。
馬主やファンの理解がないとなかなかできない的」な発言。
そしてその馬が大型馬であればあるほど負荷の必要はあるが
冬馬は負荷がかけずらいとも。
特に去年の秋から暮れにかけてはインフルエンザの影響で
予定の狂った馬ばかり。
表に出ている数倍で影響があったと思ったほうが自然。
皐月賞→NHKマイル→ダービーは
遅れ気味だった調教負荷を一気に縮め、さらに一気に駆け上がるための
必須事項。
そう思うとやはりブラックシェルは無気味だと思わざるをえない。
そしてその作戦を使える調教師は日本でただ一人マツクニのみ。
父クロフネ 母父ウイニングチケットはたしかに小粒。
これが
父フレンチディピュティ 母父トニービン だったらとは思います。
ただ小粒感はサンデーサイレンスの子ども種牡馬にもいえ、
安藤勝騎手のオディールは距離持つ発言とかもプラスに解釈すれば、
また、
素直に弥生賞2着、NHKマイル2着を評価すれば、
やっぱ無視できない馬。
油断できない馬。
ブラックシェル(前走528)と同様に出走する
モンテクリスエスも大型馬(532)。
というわけで
モンテクリスエスのローテと負荷についてもと
思いましたが
相当眠いので後はセンスでお願いします。