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かしわで
年相応にきれいな女将さんがいる行きつけの小料理屋に行って、
いつもの席に座る。
何も言わなくても、いつものお酒が出て来て、
つまむ料理はすべておまかせ。
昔から憧れていたシチュエーションだ。
「はぐれ刑事純情派」で藤田まことがいつも最後に美人女将のいる小料理屋に立ち寄っていた。
自分も不惑をすぎたら、あのようなシチュエーションに浸れるのかな?と思い抱いていたけれど、
いまだ行きつけの小料理屋なんてできた試しがない。
ちなみに上記のシチュエーションを松沢のおやっさんはちゃんとやれている。
店はもちろん門前仲町のとねっこ倶楽部だ。
いつもの席に座り、いつもの氷ビール(サッポロ黒ラベル)に、いつものお通し(かいわれの酢味噌)。
あとはすべておまかせ。
こういうお任せはいい。
覚悟がいらないからだ。
覚悟のいる「おまかせ」の店もある。
たいてい、そういう店はメニューが始めからなくて、「おまかせ」のみだったりする。
つまり、自然発生する「おまかせ」じゃなくて、半ば強制的な「おまかせ」。
おいしければいいけれど、値段もそれなりに張るから、納得できるハードルは上がってしまう。
やっぱり「おまかせ」は、何度か通ううちに自然発生的に生まれるほうがいい。
ウイスキーの熟成にかかる年月までは待てないけど、ある程度の熟成がいいおまかせを作り上げるような気がする。
問題は競馬、っていうか馬券でおまかせにするときだ。
今週は、ある騎手におまかせという結論に達してしまった。
この騎手は極上に美味しい料理を作ってくれるかと思えば、投げつけたくなるほど口に合わない料理を作るときもある、
天と地を同時に味あわせてくれる、歓喜と絶望の騎手だ。
調味料は、西は稍重、東は良馬場。
台風の影響で秋雨前線が活発になると昨日の天気予報では言われていた。
あちらでお願いします。
こちらは、市原監督とゲートイン・吉冨さん。
ある意味で、ここにも「おまかせ」がある。
ただし、ここではどのレースをおまかせにすべきか、張る側のセンスも問われる。
資本家と経営者、
予想専と張り専の闘いがある。
詳しくはこちらで。