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かしわで
東京は明日、雨が降りそうだ。
量はわからないけど、先週とは違う馬場にはなるかもしれない。
ルージュバックは4枠7番だった。去年と同じだ。
去年は5着だった。去年の上位陣で今年もいるのはミッキークイーンとスマートレイアーだけだから、エスカレーターで上がれれば、今年は馬券圏内という見方はできる。
けれど、去年の鞍上はルメールで、今年は戸崎だ。そこは少し違う。
改めて、ルージュバックのレースビデオを見たけれど、内から、もしくは外に馬がいっぱいいるとなかなか伸びない。
ルージュバックは直線で外に出せたときのほうが伸びる。
去年の天皇賞秋は、7着に負けたけど、直線で外に出すのがもたつき、それで7着だったようにも見える。ゴールちょいと前、外に馬がいなくなってからやっとちゃんと走ったようにも見える。去年のヴィクトリアマイルもそうだった。
便宜場7枠、8枠のルージュバックとしたけれど、上手に外に出せるのなら、枠は内だって本当はいいはず。
しかし、1600の4枠7番で戸崎は外に出せるのだろうか? っていうか、そもそも外に出す気があるかもわからない。気配りのあるスマートな騎乗をする戸崎が一瞬のスキを突いて、外に出す騎乗をするとも思いにくい(これは汚い騎乗とは違う)。
後ろに下げて、大外を回す。これが一番簡単なんだろうけど、そういう無駄でロスのある騎乗もしないように思える。
レースは生き物だ。何が幸いするかわからない。
内にいたのに直線でバーンと視界が開ける場合もある。
ここでも勝ち負けする実力はあるはずだから、4枠7番でも軸にはできる。ただギャンブルの要素はつきまとう。
そうなると人気との兼ね合いだ。一か八かに賭けてもいい人気なら買える。
ただそういう人気になるとは現状では思えない。
戸崎はヴィクトリアマイルで2連覇中だけど、前日の京王杯SCでも1着、2着と好走中だ。
京王杯 5人気1着 7人気2着
ヴィクトリア 5人気1着 7人気1着
どちらも伏兵で勝ち負けしている。
もしかしたら、AコースからBコースに替わるこの時期の東京の芝が好物か?
ならばルージュバックだってと思いたいけれど、ルージュバックはまた別のようにも思える。
グランシルクがサトノアラジンやレッドファルクスより人気になることはないだろうから(途中どこかで上になることはあっても)、
こちらは馬券圏内の軸にはしやすい。
今回は楽に逃げられそうなクラレント(56キロもいい)や重馬場なら勝負になりそうなブラヴィッシモも同時に気になるから、
結論は明日の人気を見てからにしよう。
かしわで
競馬王の公開ドラフト(オークスの日の夜)に競馬王代表的な立ち位置で出場する
キシハタ嬢に今年のPOGはどうなの? と聞いたら、
「アドミラブルに1着してもらうしかありません」と言われた。
アドミラブルを持ってるんだ! すごいじゃん! とイチ競馬ファンとしてまっとうなリアクションを取ってみた。
キシハタ嬢の言外に少しの不安を感じたからだ。
「青葉賞の競馬を見ていたら反動が心配で」
なるほど! ペーパーとはいえ、オーナーとしてはそこが心配なのね。
たしかに青葉賞は東京2400の定石を破った乗り方で、青葉賞レコード(2:23:6)で勝った。勝ってしまった。
心配もよくわかる。
けれど、一方で、東京2400であの競馬をして、なおかつ最後突き放した競馬を見ると、
基本性能の高さを感じずにもいられない。
キングカメハメハはNHKマイルを当時のレースレコード1:32:5で勝ち、ダービーをこれまた当時のダービーレコード2:23:3で勝った。ダービーの勝ち方はアドミラブルと同じ掟破りの勝ち方だった。
青葉賞が実力ならば、ダービーも心配ないはず。
なんだけど、そういう心配ができるのはPOGで持っている人の特権でもある。しかもダービーで上位人気になるチャンスホースを持ってる人だけの特権だ。
そこは羨ましい。
実に羨ましい。
そんなキシハタ嬢に、では次シーズンのPOGではどの馬を指命するの?
と聞いてみた。
「これから決めます」とのこと。
おっと、忘れてた。キシハタ嬢はあらゆることを締切間際に決める魔術師だった。
キシハタ嬢の「これから」は締切1分前までのことだった。
ロフトプラスワンで聞くしかないのね?
毎年聞くけど、今年の岡田繁幸総帥はどうだったの?
「今年は弟の牧雄さんの勢いがものすごかったですよ!」
「ダービーを取ると高らかに宣言してました!」
袋とじでキシハタ嬢が指命しているあの馬のことだね。
牧雄氏といえば、かつて鉄板競馬に1000の攻略を持つ男として登場してくれていたけど、
今や、飛ぶ鳥を落とす勢いのブリーダーだ。
社台グループだけでなく、日高もきっちり押さえているキシハタ嬢は根多の宝庫だ。
きっと紙面では書けないことも披露するのかもしれないな。
今年もキシハタ嬢は巨大だぞ、グラサン師匠!
かつて、公開ドラフトではグラサン師匠のセコンドについていたキシハタ嬢だけど、今は袂をわかち、対決する側に回った。
巨人の星で言うところの星飛雄馬VS伴宙太、もしくは星飛雄馬VS星一徹のような、昨日の友が今日の敵な対決は面白い。
グラサン師匠も早来に行き、濃厚な取材をしてきているけれど、正直、取材の質も量もキシハタが圧倒している。
はたして、グラサン師匠はどう立ち向かうのか!?
井内さんや吉田竜作さんや栗山さんといった面々の質の高い情報を聴く楽しみもあるけれど、
このブログを読んでる方には、
グラサン師匠VSキシハタ女将の対決も楽しんでほしいものです。
グラサン師匠の話によると、今年もこのブログでもお馴染みのコメンテイターの何人かが、グラサン・サポーターとして応援に行くそうです。コメンテーターではないけど、遠くからブログを眺めていて、公開ドラフトに参加する方いましたら、グラサン師匠を応援してあげてください。
公開ドラフトのチケットはこちらにて。残り少なくなっているそうなので、お早めに。